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マルチブラケット矯正治療

マルチブラケット矯正治療とは、歯の表面に「ブラケット」を装着し、「アーチワイヤー」の力を利用して歯並びを整えていく矯正治療です。歴史が長いため、適用範囲も広く比較的どのような症例にも対応可能です。

歯の表側に接着する「ブラケット」と矯正用ワイヤーを使用して生体の骨再生メカニズムに無理のない速度で歯を移動させ、歯並びを整えていきます。
歯を3次元的にコントロールすることができ、歯の位置や傾斜だけでなく、歯根まで動かすことができます。

マルチブラケット装置は固定式の矯正装置になります。
患者様自身で取り外しのできるマウスピース型矯正装置と違って、歯に接着剤でブラケットを装着するので、治療期間中はずっと装着されたままになります。

ブラケットの種類には金属でできたメタルブラケットと透明な材質でできた審美ブラケットの2種類があります。
メタルブラケット
審美ブラケット

マウスピース型矯正治療(インビザライン)

インビザラインは、透明に近く、目立ちにくいマウスピース型の矯正装置(アライナー)によって、歯を正しい位置へ緩やかに少しずつ移動します。
一人一人の治療計画に基づいて、精密にカスタムメイドされたマウスピースをご自宅で交換していくことにより、歯を徐々に動かします。
インビザラインのメリットは必要に応じて取り外しができます。
食事の制限がなく好きな食べ物を我慢する必要がありません。
いつでも簡単に歯のお手入れができ、口腔内を健康に保つことができます。


マウスピース型矯正装置(インビザライン)についての特記事項

① 「未承認医薬品等であること」
マウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザライン®)は、海外の工場で製作されるため、薬機法における医療機器として承認されておらず、また歯科技工士法上の矯正装置にも該当しません。
② 「入手経路」
マウスピース型矯正装置(インビザライン)はインビザライン社の製品であり、インビザライン社を介して入手しています。
③ 「国内の承認医薬品等の有無」
日本国内にも、マウスピース型カスタムメイド矯正装置を作製しているメーカーがあります。当院が使用しているマウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザライン)以外に、日本で承認を得ている矯正装置を使った治療法があります。
④ 「諸外国における安全性に係る情報」
マウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザライン®)は、1998年にFDA(米国食品医薬品局)から医療機器として認証され、販売認可を受けています。
2020年10月現在までで、世界100ヶ国以上の国々、900万人をこえる患者様が矯正治療を行いましたが、重大な副作用の報告はありません。
⑤ 「医薬品副作用被害救済制度の対象外であること。」
マウスピース型矯正歯科装置(インビサライン)は完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、承認薬品を対象とする医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。

床矯正治療(しょうきょうせいちりょう)

床矯正治療は歯を抜かず「顎を広げて」歯を並べる治療法です。
プレートタイプの拡大装置で取り外しが可能です。
こどもの顎の成長期に合わせてゆっくりと無理なく拡大するため痛みなどの負担が少ない治療法です。
プレートにネジのついた取り外しができる装置を装着し、ネジを回転させることにより少しずつ顎を広げたり、奥歯を後ろに動かしたりします。

急速拡大治療法

比較的短期間で上の顎の横幅を広げるための固定式の装置を使用する治療法です。
上顎骨の2枚の骨の間を離開させその間に新生骨ができることにより上の顎の拡大を行います。
装置は固定式で自分で取り外しができません。
最初は違和感を感じやすいですが徐々に慣れていきます。
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